はじめに
子どもの体に発疹を見つけると、
「元気だから保育園に行けるかな?」
「虫刺されやあせもかもしれないし、大丈夫かな?」
と迷うことはありませんか?
私も保育士として働く中で、発疹があるお子さんをお預かりすることが何度もありました。
発疹があっても、熱がなく元気に遊んでいる子もいます。そのため、見た目だけでは感染症かどうか判断することはできません。
もちろん、発疹があるからといって必ず感染症というわけではありません。
ですが、中には周りのお友だちへ感染する病気が隠れていることもあります。
この記事では、保育士として感じていたことや、登園前に確認してほしいポイントをお伝えします。
元気でも感染症のことがあります
「熱もないし、食欲もあるから大丈夫そう。」
そう感じることもありますよね。
実は、発疹が出る感染症の中には、熱が出なかったり、熱が下がってから発疹が出たりするものもあります。
また、子ども自身は元気で普段通りに過ごしていることも少なくありません。
そのため、「元気だから大丈夫」と自己判断せず、発疹が出た原因を確認することが大切です。
保育園で気をつけたい感染症
発疹が出る病気にはさまざまなものがありますが、保育園では特に次のような感染症に注意が必要です。
・手足口病
・水ぼうそう(水痘)
・りんご病(伝染性紅斑)
これらは周りのお友だちへ感染することがあり、保育園でも広がりやすい感染症です。
元保育士としてお願いしたいこと
保育士は、「発疹があるから登園しないでほしい」と思っているわけではありません。
大切なのは、お子さんの体調を守ること、そして一緒に過ごす子どもたちが安心して生活できる環境をつくることです。
発疹に気づいたときは、一度医療機関へ相談したり、登園前に園へ連絡したりしていただけると、園でも安心して受け入れることができます。
「これくらいなら大丈夫かな?」と迷うときこそ、相談していただけるとうれしいです。
発疹があるときに確認したいポイント
登園前に、次のようなことを確認してみましょう。
・いつから発疹が出ているか
・発熱や機嫌の変化はないか
・手や足、口の中にも発疹はないか
・食事はいつも通り出来ているか(口の中のに発疹があると、痛さで食べられないことがあります)
・水ぶくれになっていないか
・かゆみや痛みはあるか
少しでも気になる症状がある場合は、自己判断せず医療機関へ相談しましょう。
登園の判断は園や医師へ確認を
感染症によって登園の目安は異なります。
また、保育園ごとに登園基準や必要な書類が異なることもあります。
受診後は医師の指示を確認し、園にも連絡したうえで登園することをおすすめします。
まとめ
発疹があるからといって、必ず感染症とは限りません。
一方で、元気に見えても感染症が隠れていることもあります。
だからこそ、「元気だから大丈夫」と判断するのではなく、一度原因を確認することが、お子さん自身や周りのお友だちを守ることにつながります。
保育士として働いていた経験からも、保護者の方が早めに相談してくださると安心して対応することができました。
子どもたちみんなが安心して過ごせるように、発疹に気づいたときは少し立ち止まって様子を見てみてくださいね。
※この記事は保育士としての経験をもとに執筆しています。症状の診断や登園の可否については、必ず医療機関や通っている保育園の指示に従ってください。


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