「子どもが突然けいれんした…。」
その瞬間、頭が真っ白になりました。
私は保育士として10年間働き、熱性けいれんについても学んできました。
でも、1歳8か月のわが子が目の前でけいれんを起こしたときは、保育士ではなく、一人の母親でした。
この記事では、わが家で実際に経験した熱性けいれんの体験談をお伝えします。
「何をしたの?」「救急車は呼ぶべき?」「病院では何を聞かれるの?」と不安な方の参考になればうれしいです。
※この記事は実体験をもとにしています。症状や対応はお子さんによって異なるため、異変を感じた場合は、ためらわず医療機関を受診・相談してください。
わが子が熱性けいれんを起こした日のこと
当時、わが子は1歳8か月でした。
40℃を超える高熱が続き、私は解熱剤を飲ませました。
「少し楽になるといいな。」
そう思っていましたが、約2時間後、突然けいれんが始まりました。
後日、この発熱は突発性発疹だったことが分かりました。
※熱性けいれんは解熱剤では予防できないこともあるとされています。わが家では解熱剤を使用していましたが、因果関係について医師から説明を受けたわけではありません。
目の前で突然始まったけいれん
突然、全身がガクガクと震え始めました。
目は上を向き、唇は紫色(チアノーゼ)のようになり、その姿を見た瞬間、「どうしよう」という気持ちしかありませんでした。
知識があっても、自分の子どものことになると冷静ではいられませんでした。
私が実際にしたこと
パニックになりながらも、一つずつ対応しました。
横向きに寝かせた
吐いてしまったときに誤って飲み込まないよう、体を横向きにしました。
けいれんの時間を測った
時計を見ながら時間を測りました。
けいれんは約2分40秒で止まりました。
体感では何倍も長く感じましたが、病院では「何分続いたか」を詳しく聞かれたため、時間を測っていて本当に良かったと思いました。
けいれんの様子を観察した
できる範囲で、
- 左右対称に動いていたか
- 全身のけいれんだったか
- 呼吸はできているか
- 顔色や唇の色
- 目の様子
を確認しました。
病院では「左右対称でしたか?」と聞かれたため、覚えていたことが診察の役に立ちました。
「救急車を呼んでいいのかな」と迷った
正直、私は救急車を呼ぶことを迷いました。
実際、けいれんは治まっていたし、「このくらいで呼んでも大丈夫なのかな…。」
そう思いながら連絡すると、救急隊員さんは、
「こういうときは、迷わずすぐ呼んでください。」
と言ってくださいました。
その一言で、「呼んでよかった」と安心したことを今でも覚えています。
けいれんが止まった後は眠ってしまった
約2分40秒でけいれんが止まると、そのまま眠ってしまいました。
「眠ってしまって大丈夫なの?」
と不安な気持ちのまま、救急車で病院へ向かいました。
病院で聞かれたこと・その後の経過
病院では、
- 何分続いたか
- 左右対称だったか
- 全身のけいれんだったか
- 同じ日に繰り返していないか
などを詳しく聞かれました。
その後は約1時間ベッドで安静にして様子を見てもらいました。
幸い、けいれんが再び起こることはなく、医師から「今のところ大丈夫そうですね」と言われ、その日は帰宅することができました。
「単純型」と「複雑型」があることを知った
診察では、熱性けいれんには「単純型熱性けいれん」と「複雑型熱性けいれん」があることを教えてもらいました。
一般的には、
- 単純型:15分未満で止まり、24時間以内に繰り返さず、全身性であることが多い
- 複雑型:15分以上続く、24時間以内に繰り返す、体の一部だけに起こることがある
などの特徴があるそうです。
だからこそ、時間やけいれんの様子を確認することが診断の参考になると知りました。
保育士だった私が、親になって初めて分かったこと
保育士として働いていた頃、熱性けいれんを経験したお子さんは、37.5℃程度の発熱でも保護者へ連絡し、お迎えをお願いすることがありました。
ただし、これは私が勤務していた園での対応であり、お子さんの状況や主治医の指示、保育園の方針によって異なります。
当時は「安全のため」と理解していましたが、自分の子どもが熱性けいれんを経験して初めて、保護者の不安な気持ちがよく分かりました。しばらく、熱に対しての恐怖心がありました。
保育士としての知識があっても、実際に目の当たりにすると冷静ではいられなくなりました。
現在のわが子の様子
幸い、その後は熱性けいれんを繰り返すこともなく、元気に成長しています。
あの日は本当に怖い経験でしたが、「今は元気です」と伝えられることが、同じように不安な保護者の安心につながればと思います。
まとめ
熱性けいれんは突然起こるため、本当に驚きます。
私が経験して感じたことは、
- 横向きに寝かせる
- けいれんの時間を測る
- 左右対称か、呼吸や顔色などの様子を観察する
- 初めてのけいれんや長く続く場合などは、迷わず救急要請や医療機関へ相談する
ということでした。
今この記事を読んでいる方も、不安な気持ちで検索されたのではないでしょうか。
この記事が少しでも安心につながり、「一人じゃない」と感じてもらえたらうれしいです。
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今回の発熱は、その後突発性発疹と診断されました。
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