保育園では「着替えやすさ」と「安全性」が大切
保育園では、毎日何度も着替えをします。
汗をかいたときや水遊び、食事で汚れたときなど、子どもが自分で着替える機会も少なくありません。
「かわいいから」「おしゃれだから」と選んだ服が、実は子どもにとって着替えにくかったり、安全面で心配だったりすることもあります。
私は保育士として約10年間、多くの子どもたちの着替えを見守ってきました。
その経験から感じた保育園におすすめの服と、できれば避けたい服を紹介します。
保育園の服選び|おすすめの服・避けたい服一覧
まずは、保育園で着替えやすい服と避けたい服を一覧にまとめました。

ここからは、それぞれの理由を詳しく解説します
保育園におすすめの服
保育園では、子どもが「自分でできた!」と感じられる服がおすすめです。
例えば、
- ウエストゴムのズボン
- 伸縮性のあるレギンスやパンツ
- 頭からかぶれるTシャツ
- フードのないトレーナー
- シンプルで動きやすい服
このような服なら、自分で着替えやすく、思い切り体を動かして遊べます。
保育園では冬でも薄手の長袖がおすすめ
「冬だからたくさん着せなきゃ。」と思うかもしれません。
しかし、保育園で子どもたちはたくさん体を動かします。室内でも走ったり、体操をしたり、大人が思っている以上に運動量が多いです。
厚着をしていると汗をかいたままになり、汗が冷えて体を冷やしてしまうこともあります。また、体温調節が未熟な乳幼児は、厚着が原因で暑くなりすぎてしまうこともあります。
そのため保育園では、薄手の長袖Tシャツやトレーナーを重ね着して、気温に合わせて調節しやすい服装がおすすめです。
避けた方がいい服
① ジーパン
ジーパンは生地が硬く伸縮性が少ないため、小さな子どもにとっては脱ぎ履きが難しい服の一つです。
特にトイレを急いでいるときや、お昼寝後の着替えでは時間がかかってしまうことも。
保育園では、ウエストゴムで柔らかい素材のズボンがおすすめです。
② 前開き(ボタン)の服
前開きのポロシャツやシャツは、ボタンの開け閉めが難しい子もいます。
指先の動きがまだ発達途中の子どもにとっては、毎日の着替えが負担になることも。
ボタンの練習になる場面もありますが、毎日の保育園生活では頭からすっぽりかぶれるTシャツの方が、自分で着替えやすくおすすめです。
③ 首の後ろにボタンがある服
首の後ろにボタンが付いている服は、自分では手が届きにくく、子どもだけで留めたり外したりするのが難しいことがあります。
「自分でやってみたい!」という気持ちを大切にするためにも、ボタンのないデザインを選ぶと安心です。
④ フード付きの服
フード付きのパーカーやトレーナーは、保育園では避けるようお願いされることがあります。
遊具にフードが引っかかったり、友だちが遊びの中で引っ張ってしまったりすると、転倒やけがにつながる恐れがあるためです。
安全に過ごすためにも、フードのないトレーナーがおすすめです。
⑤ ビジュー・スパンコールなど装飾付きの服
ビジューやスパンコールなどの装飾は、遊んでいるうちに取れてしまうことがあります。
小さな子どもが口に入れてしまうと、誤飲につながる危険性もあります。
また、立体的な飾りは遊具や友だちの服に引っかかることもあるため、保育園ではシンプルなデザインの服が安心です。
⑥ 紐付きの服
フードの紐や飾り紐は、遊具や家具に引っかかったり、首に絡まったりする危険があります。
安全面を考え、紐の付いていない服を選ぶのがおすすめです。
まとめ
保育園の服選びでは、「かわいさ」だけでなく、「子どもが自分で着替えやすいか」「安全に過ごせるか」も大切なポイントです。
子どもが自分でできることが増えると、自信にもつながります。
毎日の保育園生活が楽しく、安心して過ごせるように、お子さんに合った服を選んであげてくださいね。
※保育園によって服装のルールが異なる場合があります。入園前や進級時には、園からのおたよりや説明を確認しておくと安心です。


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